「福井県立羽水高等学校」(ふくいけんりつうすいこうとうがっこう)は、890 名が学ぶ全日制の高校です。
1年生は探究特進科1クラス(35名)と普通科7クラス(264名)、
2年生は探究特進科1クラス(35名)と普通科7クラス(259名)、
3年生は探究特進科1クラス(35名)と普通科7クラス(262名)で編成されています(令和7年4⽉現在)
本校が開校したのは、昭和38年(1963年)のことです。当時の日本は高度成長期でした。それにともない、福井県の高校進学率は急上昇しており、普通科高校の不足が問題になっていたのです。そのような中、本校は新設の高校として誕生しました。
本校の所在地は、福井市南部の福井市羽水1丁目302番地です。昭和61年に「福井市板垣町29字竜合」という地名から変更されました。 学校創立当時、羽水高校の周辺は田園地帯だったそうですが、その後都市化が進行して、現在のような住宅地となり、地名も変更されました。
福井県立羽水高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
平素より育成会・同窓会・地域の皆様をはじめたくさんの方々から、本校の教育に関しまして、ご協力ご支援を賜り深く感謝申し上げます。
本校は、創立60年余り、二万人を超える卒業生の方々が歴史を刻む、全校生徒約900人の大規模進学校です。令和4年度からは、「普通科」と「探究特進科」の二つの科を設け、生徒相互に刺激し合い影響を与え合っています。
本校の特徴として、まず、「手厚い学習指導」があります。羽水愛が強く教育への熱い思いを持った教員がそろっており、授業はもちろんのこと、個別の指導も丁寧におこないます。素直な心で学ぼうとする生徒がそれにくらいついてくることで、持てる能力を大きく飛躍させ、高い進学目標を達成する生徒が多くいます。
また、数値化できる学力だけでなく、今の時代に必要な非認知能力を伸ばすために欠かすことのできない、バラエティに富んだ学校行事も特徴の一つです。この時代には珍しくなった「強歩大会」、生徒主体で3日間も大いに盛り上がる学校祭、普通科では選択制の国内研修旅行、探究特進科では台湾への研修旅行などがあります。
そして、本校では「PBL(Project Based Learning)」と呼んでいる探究的な学習にも力を入れています。生徒たちの活躍は新聞やテレビニュースでも大きく取り上げられているほか、この本校HPのブログでも随時紹介していますので、ぜひ注目してください。
そのほか、部活動も活発で、上位入賞する部も多くあり、放課後も活気にあふれています。
トータルで見ると、羽水高校は「欲張りな高校」と言えるかもしれません。同時に「ちょうどいい高校」とも言えます。欲張りに多様な活動をおこない、でもどれもやりすぎずにちょうどよいバランスで、多面的な人格形成をはかる、そのような高校です。そのような環境で育てたいのは「これからの社会をたくましくそしてしなやかに生きる」人材。ぜひ、この羽水高校でともに成長しましょう。
令和7年4月
校長 野尻 友佳子